日本ハムファイタースの「中田翔」のバッティングスイングです。
ホームランを打ったバッティングの解説をしていきます。
その前に、解説の理解を深めるために、まずは「バッティングのメカニズム」を解説していきたいと思います。
バッティングのメカニズム
ボールを遠くに打つ、強い打球を打つというバッティングの原理についてですね。
バッティングでは下半身が重要だと言われます。
バッティングの下半身のパワーの源は「内転筋」という内側の太ももの筋肉が重要です。
まずは軸足へ体重を乗せ、軸足の内転筋にパワーを蓄えます。
そして前足の方へ体重移動をして、前足の内転筋へそのパワーを伝えていきます。
力の伝達は、外から外でなく「内から内へ」と伝わりますので、下半身の力は「内転筋から内転筋」に伝わることになります。
その下半身の力をうまく上半身へと連動させて、バットのグリップへと伝えていきます。
そのまま力を逃がしたりロスさせることなく、バットをしならせてヘッドを走らせる事によりボールを強く遠くに飛ばせるパワーが生まれるですね。
下半身と上半身の役割について
バッティングでの下半身の役割は、体重移動でうまく上半身へと力を伝えることになります。
上半身は、コンパクトなスイングでしっかりとバットを振って行くことです。
コンパクトなバッティングと言うのは、バットを短く持って当てに行くことではありません。
最短でバットを出して、無駄のない動作でパワーをロスすることなくスイングをすることになります。そのバッティングを可能にするのが「インサイドアウトのスイング」になります。
コンパクトなバッティングが良く分かる参考サイト
バッティングのスイングを解説
まずは①~⑥の「構え~バッティングの割れ」までを解説していきます。
構え ⇒ テイクバック ⇒ トップまでの解説です。
②で前足をステップさせて、タイミングを取りながらテイクバックしていきます。
⑤~⑥でトップを作っていきます。バッティングのトップとはバットを始動させる両手のグリップの位置を言います(黄色の丸)
⑥で前足が着地する際には、下半身の開きを抑える様にします。
具体的に言えば、つま先と前足のヒザはホームベース側にして、投手へ向けません。
⑥のバッティングの割れとは、上半身と下半身が一番ねじれている事を言い、この動作でパワーを生み出します。
この時につま先やヒザが投手側へ向いてしまうと、下半身が開き内転筋の力が体外へ逃げてしまいます。
インサイドアウトのスイングを解説
今度はスイング編の⑦~最後のフォロースルーまでになります。
インサイドアウトのスイングに注目していきましょう。
⑦でスイングを開始し、体の内側の近くからバットを始動させます。このグリップから入れていくスイングが「インサイド」になります。
⑧~⑨では下半身と上半身の開きを我慢してスイングをします。
上半身は前の肩の回転を遅らせ、投手へ胸を見せない様にします。
ここで上半身が開けば、体の力が外へと逃げてしまう原因になります。
グリップが先行して、バットをしならせて外側からヘッドが走ってインパクトをします。これが「アウト」になります。
このスイングの一連を「インサイドアウト」と言います。
インサイドアウトのスイングを行えば、コンパクトに、強く、前後のミートポイントが広がるというスイングが可能になるんですね。
下半身と上半身の力をバットに連動させてインパクトになります。
そのまま自然に手首が返ってフォロースルーになりフィニッシュです。
インサイドアウトでバットが走り、前が大きいスイングならば自然とフォロースルーも大きくなります。
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